鎌ヶ岳って、すごいところですね

こんにちは。
三連休最後でかつ晴れそうということでしたので、前日から山歩きの準備をして出発しました。

あるいたコースはこんな感じです。
鎌尾根をぐるっと周るコースです。

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今回は、いままでで最高にやばかったです
ポイントは以下のような感じです。
9:36 キャンプ場から出発
11:56 鎌ヶ岳山頂から下山
12:26 石場で大変な感じに
13:19 水沢岳で同じくやばい感じ
13:53 水沢峠
キャンプ場に戻ってきたのは15:00くらいです。

普通に鎌ヶ岳に登って、もと来た道を戻れば、たぶん波乱のない山歩きなんでしょうが、いろいろな意味でハマりました。

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数日前まで雨が降ってましたので、水量は増量中です

この山も川の中を進む道が多いです。
でも、竜ヶ岳ほどじゃないですので、普通に小川の中をトレッキングシューズで歩けます。

どんどん進みます。
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岩場を繰り抜いた道です。

なんか、岩の模様がきれいだったので1枚。
しかし、すべりやすいので注意です。

そうこうしているうちに岩頭に到着。
正面に鎌ヶ岳が見えます。

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えぇー、あれ登るの??

私、高所恐怖症なんす。
悩みました。
でも観念して登ることにしました。
登山客が多いので、まぁ、大丈夫かなと。

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えっ、1000m超の場所でヘビっすか!

どさっと音がして、岩の上の方からヘビがおちてきました。
絶対、小動物もいないよね?
たくましすぎます。
岩場を手を使いながら、案外サクサク登れました。

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眼下に入道ヶ岳が見えます

写真写りが悪いですが、晴れてたこともあり、とってもきれいに街が見えます。
ここからは見えなかったのですが、鎌尾根を進むと名古屋のツインタワーなんかも見えました。

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鈴鹿山脈の山々

山頂は人だらけです。
ちょうどお昼の時間だったので、みなさんお食事中です。
自分も簡単に食事をすませます。

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菰野町の街並みでしょうか

楽しんだところで下山です。
岳峠まで戻ります。

やっぱり、鎌尾根をぐるっと進みたいので、岩頭まで戻って、反対に進むことにします。

ここで難関、蟹歩きです。

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足場が狭いので、鎖をつかんで岩にへばりつくように歩きます

鎖を持って、ゆっくり進みます。
でも、万が一落ちても、ここであれば助かりそうな雰囲気でした。
なんたって、先に進めば、一歩間違えば本気でやばい場所が目白押しでしたから。

下から岩頭を見たら、こんな感じです。

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地震が起きたら、きっとやばいよね

ここまでは、まだまだ楽しい山歩きでした。
少しどきどきするところもあったしね。

でも、鎌はここからが本番でした。

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岩場、というか砂利場です

上から見るとなんですが、うっかり足がすべろうものなら、かなり滑落しちゃいます。
ゆっくり岩を使いながらおります。

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下から岩場を見るとこんな感じ

どんだけ降りるんだって感じです。
ちなみに、ここまでで4つ山を越えてます。

あっ、この少し前に山ガールと思しき人たちに遭遇しました。
かなりのつわものと見受けました。

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あと一歩で、天国を見るところでした

上の写真の2つの岩の間、なんとなく道があるように見えませんか?
はっきり言って、崖です。
写真撮っているところも含めて、立ち入り禁止みたいです。
少なくとも正規ルートじゃないです。

実はあの岩の間をくぐって少し行ってみたのですが、ミッションインポッシブル2のトムクルーズがロッククライミングしてるシーンを思い出しました。
違うのは、砂利なので、岩が非常にもろいんです。
岩にへばりついているのですが、ジャンプして先の足場に跳び移るのだろうか???と思いましたが、崖だし、失敗したらニュースに出ちゃうよと思ったり、手の岩が崩れたり。そのうち下からおじいさんが、「そこだめ、上に戻って!!」って声が。まさに天の声です。

少し戻ると正規ルートがあるって教えてもらいました。
本当、しゃれにならないところでした。

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左が鎌ヶ岳、右が岩場です

遠くに難所がならんで見えます。
だいぶん進んだなーって感慨もひとしおです。

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もっと進むと4つの山が

一番右が岩場、右から2つめが鎌、さらに越えてきた2つの山。
何がなんだかわからない感じです。

体力はありあまっていましたが、こんな感じだったら、もっとやめとけってブログに書いてください。

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最後の難所、水沢岳

ここまでくると、たぶんあの山も越えるんだろうなってすぐわかりました。
道も続いてますし。

しかし、とんでもない山でした。

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これ登るの???

途中まで登りましたが、結局砂利なので、すべって落ちそうなんですよね。
必死でおりました。

しかし、ここまででいろいろ経験して、落ちるとやばい場所は正規ルートではないと。
きっと、付近に道があるのではないかと。
ふと左を見ると、ここからなら落ちても安全そうです。

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きのこ岩だそうです

砂利道を滑りながら上に登って、木の根をつかんで、土のあるところに登り、しかし、そこは正規でもなんでもないのですが、必死で山頂に進みます。

ぬかるんでいるので、大変です。
しかし、読み通り、山頂付近で道を見つけました。

ここからも長いのですが、波乱はないです。

最後に出会った難所を2つ紹介します。

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これが馬の背骨でしょうか?

足が滑ったらやばいです。
きっと。
どこまでも落ちます。
しかし、案外足場はしっかりしてますので、高所恐怖所の私でなければさっさと進めるでしょう。
ロープが欲しかった。

そして滝の上を歩く場所です。

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左側は崖、というか滝です

覗いてみることはできませんでしたが、冗談でもすべったら、大変なことになります。
10mくらい落ちるんではないでしょうか。

しかし、
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ロープがあります!!

ロープをつかんで渡ればOKです。
足場もそんなにすべらないので、安心して進んでください。

ここで悪ふざけしなければ問題ないと思います。

全部で10Kmくらい歩いたみたいですが、いくつ山を越えたのやら。
紅葉シーズンは最高にきれいだろうなって思いましたが、次は楽な山をあるきたいです。