冬の藤原岳、雪壁

2012.2.11

寒波がやってきて以来、インドアっぽくなっていましたが、
先週の土曜日は早起きできたので天気予報を確認。
どうやら鈴鹿も一日曇りとのこと。
曇りだと雪が融けないのでそれはそれでいいなってことで藤原岳に行ってみることにしました。

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聖宝寺への階段

まずは裏登山道に向かうことにしました。
秋に行ったときは工事中で行けなかったのですが、
今回は行けるんじゃないかと。

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裏登山道、登山口

足跡があまりないので、
以前の記憶をたどってさまよってみたものの、
猟師さんに遭遇。
猟銃って、かなりインパクトあります^^;
怖い。。
あっちだよって言われて向かうと、工事の見張りの人に見つかってしまって、
結局表登山道に向かうことになっちゃいました。
無理もできないですからね。
1時間くらい無駄になっちゃいました^^;

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やってきました

そんなわけで仕切り直し。
表登山道から山頂を目指します。
ここでも、もっと雪があるかなって思ってましたが、
ぜんぜんありません。。

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2合目

鈴鹿の山は丁寧に何合目って看板があります。
4合目まではこんな感じですが、
それ以降は雪の量が増えてきてほっとしました。

5組くらいのグループに遭遇しましたが、
丁寧に道を譲ってもらえたのでどんどん先に進みます。

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8合目です

ここから急登が続く、、
はずなので、
アイゼンを装着してみました。
12本の爪がついたアイゼンなので、かなり重量感があるんです。
既に別の道に行ってたこともあって、
かなり疲労が。。^^;

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少しずつ急になってきます

ここからは冬季登山道です。
秋には緩やかに湾曲し、蛇行していた登山道を
垂直に登って行きます。
昨年の装備に比べてかなり充実しているので、
さくさく登って行くことができます。

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9合目付近、眺望がいいです^^

昨年はシューズの防水能力がかなり低下していたので、
既に浸水していましたが、
今年は快適です。
さすがゴアテックスです。
が、登山用の靴下履くとちょっと小さいんですよね。。
失敗しました~

9合目からは冬の藤原岳の醍醐味、
急坂&雪の道です。

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雪の壁を登って行きます

どの程度の斜面か少しでもわかりやすくなるかなって、
人の写ってる写真を紹介です。

昨年は軽装だったのでかなり苦戦しましたが、
今年はアイゼンのおかげでどんどん登って行けます。

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密集してます

前の人がまだちょっと離れているのに止まって
ぬきやすいように待っててくれます。
しかし、、、
太ももがちょっぴり限界
ピクピクしてます

しかしあまりお待たせしちゃうと悪いので頑張って登りました~

うーん、久々に足にきちゃいました。

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ようやく平坦に

坂を登りきると平坦な道に出て、藤原岳の山頂が見えてきました。
しかし、
わずかな坂でもつらい。。
足が重いです。
あの1時間が無駄だったなぁ。
しかたがないか。

スノーシューを背負った団体さんがまたしても道を譲ってくれましたので、
とまることなく進みます。

とても親切でうれしかったのですが、
実はかなり足がやばかったんです。
足が重くて前に出て来てくれません。。

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ちょっぴり青空

しかし、平坦な道でもあったので、少し回復しつつ、
山小屋まで来ました。
11時くらい。
表登山口から1時間ちょっとでやってきました。
ひょっとしたらかなり早い部類かも?

人がいっぱいでしたので、
そのまま山頂を目指すことにしました。

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山頂への登山道です

昨年は天狗岩方向に行ってしまいましたので、
今年はこっちに向かうことに。

山を登っている人が点々と見えます。

ときおり、雲の間からの日差しが山を照らして雪がきらきらと輝いてます。

【続きます】