少しときがたってしまいましたが、5月4日に多度大社の上げ馬神事を見てきましたので、簡単にレポさせていただきます。
上げ馬神事は、東海地方では必ずこの季節にニュースに出てくる重要なお祭りで、何頭岩壁を飛び越えることができたかでその年の豊作を占う神事です。
(間違ってたらすみません。記憶だけで書いてます)
ここを飛び越えます
表面を薄い土でカバーされているので、明るい茶色になっていますが、
本当は岩の壁です。
高さは、すぐ手前に座っている黄色の人(失礼します^^;)と比べればわかりやすいです。
はじめて見たときも思いましたが、
こんな高い壁を越えるのですから、すごいです。
壁に至る坂もかなり急で、成功するにはかなり難しいことがわかりますね。
坂爪掛、、、だと思います
境内に放送が入って、坂爪掛がはじまったとのこと。
飛びやすいように岩の上部の土を削る儀式のようです。
多度祭上げ馬神事の好きなところは、
各地区の騎手が放送で流れるところです。
『○○地区の××君、15歳』
なんて感じです。
地域に愛されたお祭りだなってほっとします。
花馬(第一走馬)
上げ馬がはじまると、
一気に歓声が上がるのでわかります。
結果は?
すんなり壁を越える馬もいれば、
ちょっと上がりきれない馬もいます。
その場合、各地区の青年団の皆さんが力を合わせて馬を引っ張り上げます。
巨大な馬をひっぱりあげるわけですから、
すごいことです。
一旦はじまると、
どんどん進んでいきます。
ガンバレトウホク号
馬の名前も個性的です。
今年はガンバレトウホク号も上げ馬にチャレンジしました。
名前が名前だけに、放送で馬の名前を聞いた時、すごく心配してしまいました^^;
ひときわ大きな歓声が上がります。
結果はニュースでご存じかもしれませんが、
成功です^^
これだけで、この日はよかったです。
すべての騎手の方はこの日のためにたいへんな努力をしていたと思いますが、
本当にありがとうございました^^