奥美濃 蕎麦粒山(そむぎやま)、峠まで(2011.5.5)

こんにちは。

子供の日に蕎麦粒山(そむぎやま)に行ってきましたので、まずは峠(小ピーク)までを紹介します。
蕎麦粒山登山の駐車できるエリアまでは岐阜市内から1時間で行けます。
細い山道を車で走って、駐車エリアに到着です。

ここから林道スタートです。

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荒れ放題の林道

林道とはいっても、途中木々で車が入れないようになっています。
実際、荒れ放題で車での走行は無理です。
ここからそれなりに坂ですので、
かなり疲れます。

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向かいの山に滝が

歩いていると、左手に川が現れます。
向かいの山を見ると、ところどころ豊富な雪解け水のおかげで滝ができています。
まだまだ山頂には雪がありますので、
水量は豊富ですよ。
川を轟音とともに大量の水が流れています。

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大崩壊地帯(左右が大きく崩れています)

元々は整備された車も走れる林道だったらしいですが、
友達の話では年々崩壊しているとのこと。
大自然の形に戻る日も近いようです^^;

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新緑の山

この辺りから見える山は、明るい新緑につつまれています。
見ていてとても気持ちいいですね。

ずっと歩いていると、広場(らしき場所)に出ます。
ここが林道の終点だとか。
でもさらにここから歩きます。
登山口までが遠い。。。

しばらく歩くと川をはさんで反対側に登山口のプレートがありました。

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登山口です

ここから木々にリボンが結びつけてあるので、そちらを目指して進みます。
見失うと、即挫折となりかねませんので、
あちこち印を探しながら坂を登っていきます。

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ここからしばらく急坂

岩の上に印が見えて、ロープがあります。
岩に足がかけやすいので、ロープは必ずしも必要なさそうですが、
気休めに手に持ちながら登っていきます。

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むき出しの木の根

雨に土をながされてか、
木の根が剥きだしになっています。
ここをよじ登っていきます。
かなりの距離を登りますが、
なんとなくアスレチックっぽくて楽しいですね^^

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岩の道を歩きます

岩の道があります。
ここからは五蛇池山が一望できます。

尾根を進むと思いきや、
さらに坂を登ります。
このパターン、何回か出てきます。
ようやく楽になったなって思うとすぐぬかよろこびの
連続です。

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藪出現

どんどん行くと、おそらく1,000m近い地点で藪が濃くなってきます。
藪をかきわけ(ぞくにいう、藪こぎ)て進みます。
友達は藪こぎ名人を目指しているようですが、
自分は苦手ですね~

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藪を抜けると。。。

藪が切れたなぁ~って思うと、
低い高山植物が道をふさぎます。
友達からは、うるしの木があってかぶれるので注意してね、と言われましたが、
どれがその木かわかりません^^;;;

そもそも疲れていて、
まったくよけることすらできない気もするなぁって思いながら木々をかき分けて進みます。

すると。。。

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峠(小ピーク)に到着!!

木々を抜けると、
そこは雪山だったという感じです。

まだ厚い雪が溶けずに残っていました。

写真の正面が蕎麦粒山(そむぎやま)です。

せっかく登ったのに、また降りて
登る必要があります!!!

恐ろしいことにここでお昼になってしまったので、ランチにします。
ほっと一息。
すると、山の方向から『ヤッホー』と言ってるような声が聞こえてくるじゃないですか。
えっ、こんなところに人がいるの??
(駐車場に車が4台程度あったので、想像はできましたが。。。)

本当は引き返したい気分がてんこ盛りですが、
結局進むことに。

このとき、雪山装備してないのでちょっぴり不安だったりします。

(続く)