雲海に浮かぶ紅葉の島、日本ヶ塚山

2011.11.5

涼しくて紅葉もきれい!
ということもあって、先週に引き続き連続してトレッキングしました。
今回のターゲットは日本ヶ塚山です。

過去の写真を見たら、ちょうど同じ時期のがあって、紅葉っぽかったので、
これだ!と思いました。

イメージ 1
紅葉&雲海

結果、最高でした!

紅葉、雲海、どれもすばらしかったです。

今回、とにかく遠いので、前日の夜移動で車内泊、しかも一人泊でいどみました。
途中の茶臼山高原道路を走ってるとき、おそらく1000m近いところを走っているわけですが、登りの正面にオリオン座が輝いてました~
車を停めて観賞したい気分でしたが、停めたら後ろから来た車がぶつかってきそうなので断念。
ずっと狭い山道を走り続けます。
途中、タヌタヌやウサウサが道に飛び出してきて、なぜか車の前を必死に逃げるんですよ。
ちなみに、自然のウサギははじめて見たかも。
シカもいましたが、大きくて迫力があります。

古里とみやまバンガロー村に車を停めて。。。
って、チェーンでしめてあります!
停められない!!

どうしよう、と思いましたが、
少し県道を走ると路駐っぽい車、しかも名古屋ナンバーを見つけたので、その後ろに停車。
車内泊開始です。
熊でたらどうしよう。。って思ってましたが、民家に近かったので、全然平気でした。
しかも暖かくて、今11月だよね?って自問自答しちゃいました。

7時起床予定でしたが、6時に起きちゃいましたので、朝ごはんして6:30くらに出発しました。
まずはバンガロー村の登山口を目指します。

イメージ 2
A→B→Cの順で進みます

熊いるよーって看板が何か所もあったので、ちょっと心配に。
ぜったい、今登ろうとしてるのは自分だけだろうし。
しかも熊鈴どっかにいってしまいました。
というわけで、
歌をうたいながら進みます^^;

でも登山口わかりづらいです。
注意してくださいね。
日本ガ塚山の看板があるんですが、すぐ左に登り口があります。

ひたすら急坂を登ります。

イメージ 3
霧の山道

一人なので、休むことなくノンストップでどんどん登っているのですが、
途中から霧が出てきました。
これって、きりじゃなくて雲?とも思いましたが、似たようなもんなんでしょう。

途中すごく霧が濃くなる場面もあって、
自分の歌声にも力が入ります。
とにかく、倍つかれます。

イメージ 4
自然にファンタジックフォーカス

少し黄色の木々もありましたが、かなり上に行ってもなかなか紅葉にありつけません。
枯葉も多く落ちてます。
1週間遅かったかな?
うーん。

途中、道を間違えて道なき道を進みつつ、尾根に出ます。
すると。。。

イメージ 5
雲海です!!

やはり、先ほどの霧は雲で、雲を越えれば雲海が広がってました。
写真じゃつたわらないですが、尾根の両側の雲海が紅葉につつまれた峰々を浮かべ、
色鮮やかで、不思議な光景を形作ってます。

おかげで、アン・シャーリーの1つの場面が思い浮かびました。

“Pretty” doesn’t seem the right
word to use, nor “beautiful”,
eithe.
They don’t go far enough.
It is wonderful. Wonderful!

並木道を馬車で通ったときにマシューに話した言葉で、
「きれいなんてことばじゃ言い表せない、本当にすばらしい」
のような意味だと思います。

熊が出るかも?というのをしばし忘れるくらいの光景でした。

さて、アンが出たところで、やや大げさな表現のタイトルをつけたわけですが、
それが頭にひらめいたのは次の光景です。

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雲海に浮かぶ紅葉の山

ここを歩いているときには、向こうに見えるこの山が日本ヶ塚山だと思ってましたので。
左に雲海、特徴のある、雄大な山容。
それに、美しい自然の紅葉。

ときどき笹がザザっと音がするとビクっとする自分ですが、
すばらしい光景に感動してました。

登山口をはじめ、ときに迷った日本ヶ塚山ですが、プレートなどがこまめに付けてあり、
注意深くしていれば迷うことはありません。

イメージ 7
これです

ここからが長かった~

なんとなく、岩古谷山に似てます。
ずーとアップダウンが続くんです。

とりあえず速報的な感じでここまでにさせていただきます。

(続く)