霧氷咲く、二ッ森山(中津川市)

こんばんは。
今日は、中津川市の二ッ森山に行ってきました。
二ッ森山って珍しい名前と思ってましたが、
全国には同じ名前の山が結構あるみたいでした。

久々のトレッキングですが、
天気はあんまりよくありません。
氷雨が車のフロントガラスをたたきます。

細い山道を抜けると立派な舗装路、
と思いきや山道を繰り返し、
登山口付近の駐車エリアに到着です。

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登山口です

岐阜の山のわりには、
わかりやすい登山口です。
熊に注意の看板もありますが、
さすがにこの時期は大丈夫ですよね。

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細い道を歩きます

少しだけ雪が積もっています。
ときおり雪が降ったりしますが、
撤収までは至りませんでした。
まずは第一展望台を目指してどんどん歩きます。

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第一展望台より

10分くらい歩いて、第一展望台ですが、眺望は0。
白い壁のようになってます。
次なる目的地をめざします。

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すぐに第二展望台

さらに5分くらい歩くと第二展望台に到着します。
晴れていればここから白山が見れるとかどうとか。
御嶽はわかりますが、
白山が見えたらすごい。
でも今日はまったくだめです。

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まっ、まさか。。

この近くの枝。
この枝に氷のつぶつぶがついてます。
まっ、まさかこれが霧氷っすか~
微妙すぎですよね。
うーん。
というわけで、さらに進むことにしました。

ここからは長いです。
登ったり下りたりを繰り返し、進みます。

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ときおり

雪がしんしんと降りますが、
ときおり空が明るくなって青空が見えることもありました。
ぱっと森が明るくなって、
少し暖かくなって。
幸せな気分になります。

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すると・・・

本格的な霧氷の森に突入しました~
とってもきれいです。
ツンツンした針状の霧氷。
これは「樹霜」と呼ばれているものかもしれませんね。

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霧氷がきらめきます

ツンツンした氷が、
カフカした感じで木々に付着しています。
もし晴れた明るい日差しの中であれば、
キラキラ光ってきれいなんでしょうが、
すぐ融けちゃうらしいので、
今日の雪交じりの寒い天気の方が条件がいいのかもしれませんね。

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見上げて

高い木々の枝にも霧氷が広がります。
少し風が吹くと霧氷の氷の結晶が宙を舞い、
周りが真っ白になります。

第二展望台付近ではあきらめてましたが、
霧氷が見れて、ラッキーでした。

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どんどん進みます

そして二ッ森山山頂を目指して進みます。
小さな雪の結晶がきらきら光りながらゆっくり落ちてきます。
ときおりやさしい日差しも出たりして、
山もいろいろな表情を見せてくれます。

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山頂到着

しばらく歩いて山頂に到着です。
雲の中みたいで、
全然周りの風景は見えません。
晴れていれば冠雪した中央アルプスの山々が見えるはずですが、
これは残念。
おにぎりを食べて下山します。

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巨石群の間を降ります

帰りは行きと違ってコウモリ岩ルートを通ります。
こちらは急な上、岩の間をロープを使って下りていきます。
雪も薄く岩の上に積もっているので、
かなりすべります。
慎重に降りていきます。

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こうもり岩

先ほどの大きな岩がこうもり岩と思っていましたが、
こちらの岩に看板がありました。

ここをしばらく下ると林道に出ます。
林道を進むと本道に出ます。
あとは元の駐車エリアまで戻るだけです。

今日は、
雪交じりの天気と最悪でしたが、
霧氷が見れてよかったです。