ペトログラフ、古代人に思いをよせて、笠置山

こんにちは。
寒くなり空気が澄んできて、鈴鹿の山々くっきり見えるようになってきました。
山頂付近には雪もちらほら。
そのうちこちらにも雪が降りそうです。



二ッ森山の帰りに笠置山にもよってきましたので紹介します。
笠置山恵那市の山で、古代から信仰の山だったそうです。

雪が残っているので、山頂の駐車場ではなく、少し手前の駐車場から出発です。

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うっそうとした木々の間を抜けていきます

山の麓を車で走っているときは晴れていましたが、
山の上に来ると天気は一転。
ちらほら雪の混じる天気模様になってきました。

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舞台岩

少し階段を登って行くと舞台岩の看板がありますので、そちらに歩いて行きます。
この岩に古代人が記したという盃状穴がある。。。
らしいですが、
雪が積もっていてわかりませんでした^^;

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岩がごろごろ

元のルートに戻り、しばらく進むと右側に大きな岩がごろごろ見えてきます。
この辺りが古代から信仰の対象になっているのかもしれませんね。

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キャンプ場駐車場が見えてきました

こちらかに物見岩、富士見岩があります。
周りを雲に包まれているため眺望は悪く、残念。

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物見岩

富士見岩の写真は微妙な感じでした。。
気をとり直して笠置神社を目指し、
山道を進んでいきます。

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ペトログラフの看板が

そのまま神社に行くルートと、
迂回ルートがあるようです。
ペトログラフの待つ、迂回ルートに進みます。

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でこぼこしてるのが

岩の直線が線状跡、凸凹が盃状穴でしょう。
きっと。
この線の模様が雨乞いの儀式でつかわれたものとか。

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線状跡

大きな岩に古代人が残してくれた
軌跡。
神秘的な力がやどっていそうですよね。

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笠置神社に到着

そして神社に到着です。
こちらがほぼ山頂です。

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ヒカリゴケとな

こちらにしか生息していない、
ヒカリゴケなる苔があるらしいです。
この苔は寒さが苦手で、暖かい方が光るらしいのですが、
はたしてどうなっているか。。。

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こちらにもあります、ペトログラフ

ヒカリゴケまでは、少し山を下ります。
ここにも大きな岩がごろごろしていて、
ペトログラフがあるようです。
ペトログラフは世界中にあるとのこと。
どこでも人の考えることは同じってことですね。

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ヒカリゴケの看板が

少し歩くとヒカリゴケの看板とそれっぽい木のハシゴがありました。
はしごで大きな岩の上に登ります。

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ヒカリゴケ

看板の右側の緑の苔がヒカリゴケみたいです。
他の人の写真を見たら、金色っぽくぼぅって光るようでした。
光っているところを見たかったですが、
しかたないです。

ここしか生息しないみたいなので、
何か特殊な条件があるようです。

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百畳岩

ヒカリゴケの近くに百畳岩があります。
岸壁に大きな木が巻き付いている様子に自然の
パワーやたくましさを感じます。

本来夏の似合う山のような気がしますが、
雪景色の笠置山もなかなかいいんじゃないでしょうか。