焼岳、ライチョウ、青い空

2012.6.24

新たな装備も加わったことで、
テストも兼ねて焼岳(やきだけ)に行ってきました。

焼岳は日本百名山の一つ。
また、日本アルプスを通じて唯一の活火山、百名山を著した深田先生をして
「よく知っている風景とは承知しながらも、いつも私はここで、
初めての景色に出あうような新鮮な驚きを感じる」
と評しています。

中の湯から旧158号を進み、
登山口へ。
この時点で8:00くらい。

まずは森林の道をずーと登って行きます。

すると。。

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見えてきました~

まだ雪渓も残っています。
登りの道は曇りで、
おかげで涼しく登ることができました。

この付近からハシゴ道が続きます。

ハシゴが終わって岩場に差し掛かると。。

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まさか!!

岩場になったらいるかもね~って話していた、
まさか、まさかの
ライチョウに出合いました。

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偶然です。

下りの人が座って何かを撮ろうとしていたので、
ちょっとまっていたら、
そのターゲットがライチョウでした~

1mくらい先にいて、
グゲェ~、って感じの鳴き声もはっきり聞こえます。

あっちへいったり、こっちへ来たり。

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足がフカフカの羽毛で覆われています

おしむらくは、
直前に広角の単焦点レンズに変えてしまったこと。
おかげでアップで撮ることができませんでした^^;
写真は等倍引き伸ばしというやつです。

5分くらいうろうろした後、写真前方の繁みの中に消えていきました。

向こう側で撮っていた人と、
「いいことありそうですね~^^」
なんて話ました。

幸せです^^

あとは岩場をずっと登り、火口付近に到着です。

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いまでも、もくもくと

かなり硫黄臭が強くなってきました。
まさしく地球は生きている、といわんばかり。
ここが活火山であることがわかります。

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火山湖

ここに来ると多くの登山客が集まっています。
上の噴火口の下を抜け、
北峰へ向かいます。

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北峰の上に行けます

ぐるっとまわりこんで、
北峰の下に取り付きます。
ちょっぴり急な岩場ですが、
安定していますので、
慎重にいけば大丈夫です。

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間近に

このルートの途中には勢いよく噴煙を上げている火口があります。
そこそこ近づけますので、
岩を触ってみるとほんのり暖かいです。

欠点は。。
体中が硫黄臭くなっちゃいました^^;
これ、盲点。

そして上に。。

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絶景。。!

ひたすら息をのむとはこのことでしょうか。
本当に絶景です。

先に来た人達は、
絶景ポジションをキープしてちょっと早めのランチでしょうか。

正面の穂高、左の槍、右の西穂高
最高ですね。
硫黄臭いはずの空気もがぜんおいしく感じます。

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山名板です

なぜか山頂には蜂がおおくてぶんぶん飛んでいました。
ただ、この種類の蜂は人を刺さない雰囲気でした。
左側の川があるところは上高地でしょうか。
たしかに避暑地として
美しい場所のようです。

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先ほど登ったルート

山頂に来るとがぜん天気もよくなり、
きれいな青空になりました。
心地よく風も流れ、
快適です。

今日は好条件に恵まれたおかげで、
汗もかかずに登りきることができました。
すばらしい、大自然です。

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岩場の途中から

くっきり北アルプスの山々が見えましたので、
最後の1枚に。
今回、ちょっぴり写真も大き目にしてみました。

天気がいいと、
すべてがすばらしく感じますよね。

まずはダイジェストでご紹介させていただきましたが、
往復5時間かからなかったので、
ちょうどよい距離感だと思います。
もし、アルプスを一望したいのであれば、
焼岳、
最適ですね。