新たな装備も加わったことで、
テストも兼ねて焼岳(やきだけ)に行ってきました。
焼岳は日本百名山の一つ。
また、日本アルプスを通じて唯一の活火山、百名山を著した深田先生をして
「よく知っている風景とは承知しながらも、いつも私はここで、
初めての景色に出あうような新鮮な驚きを感じる」
と評しています。
中の湯から旧158号を進み、
登山口へ。
この時点で8:00くらい。
まずは森林の道をずーと登って行きます。
すると。。
見えてきました~
まだ雪渓も残っています。
登りの道は曇りで、
おかげで涼しく登ることができました。
この付近からハシゴ道が続きます。
ハシゴが終わって岩場に差し掛かると。。
まさか!!
岩場になったらいるかもね~って話していた、
まさか、まさかの
ライチョウに出合いました。
偶然です。
下りの人が座って何かを撮ろうとしていたので、
ちょっとまっていたら、
そのターゲットがライチョウでした~
1mくらい先にいて、
グゲェ~、って感じの鳴き声もはっきり聞こえます。
あっちへいったり、こっちへ来たり。
おしむらくは、
直前に広角の単焦点レンズに変えてしまったこと。
おかげでアップで撮ることができませんでした^^;
写真は等倍引き伸ばしというやつです。
5分くらいうろうろした後、写真前方の繁みの中に消えていきました。
向こう側で撮っていた人と、
「いいことありそうですね~^^」
なんて話ました。
幸せです^^
あとは岩場をずっと登り、火口付近に到着です。
いまでも、もくもくと
かなり硫黄臭が強くなってきました。
まさしく地球は生きている、といわんばかり。
ここが活火山であることがわかります。
火山湖
ここに来ると多くの登山客が集まっています。
上の噴火口の下を抜け、
北峰へ向かいます。
北峰の上に行けます
ぐるっとまわりこんで、
北峰の下に取り付きます。
ちょっぴり急な岩場ですが、
安定していますので、
慎重にいけば大丈夫です。
間近に
このルートの途中には勢いよく噴煙を上げている火口があります。
そこそこ近づけますので、
岩を触ってみるとほんのり暖かいです。
欠点は。。
体中が硫黄臭くなっちゃいました^^;
これ、盲点。
そして上に。。
絶景。。!
ひたすら息をのむとはこのことでしょうか。
本当に絶景です。
先に来た人達は、
絶景ポジションをキープしてちょっと早めのランチでしょうか。
正面の穂高、左の槍、右の西穂高。
最高ですね。
硫黄臭いはずの空気もがぜんおいしく感じます。
山名板です
なぜか山頂には蜂がおおくてぶんぶん飛んでいました。
ただ、この種類の蜂は人を刺さない雰囲気でした。
左側の川があるところは上高地でしょうか。
たしかに避暑地として
美しい場所のようです。
先ほど登ったルート
山頂に来るとがぜん天気もよくなり、
きれいな青空になりました。
心地よく風も流れ、
快適です。
今日は好条件に恵まれたおかげで、
汗もかかずに登りきることができました。
すばらしい、大自然です。
岩場の途中から
くっきり北アルプスの山々が見えましたので、
最後の1枚に。
今回、ちょっぴり写真も大き目にしてみました。
天気がいいと、
すべてがすばらしく感じますよね。
まずはダイジェストでご紹介させていただきましたが、
往復5時間かからなかったので、
ちょうどよい距離感だと思います。
もし、アルプスを一望したいのであれば、
焼岳、
最適ですね。