鳳凰山、夏

2013.7.26

しばらく長い山歩きに出ていなかったのですが、
友だちに誘われて有給休暇を会社からいただき、
金曜に鳳凰山に行ってきました。

鳳凰山鳳凰三山とも言うらしく、
今は地蔵岳観音岳薬師岳の3山の総称のようです。

夜10:30くらいにこちらを出発し、300km近い車の旅の末、
青木鉱泉を目指します。

韮崎ICを降りて、
しばらく山道を走り、
到着。

AM3:00に到着し、少しだけ仮眠をとって。。。
AM5:00に出発です。

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ドンドコ沢コースを進みます

鳳凰山は信仰の山ということで、
山岳信仰のなごりのドンドコ沢という名前。
太鼓をドンドコたたきながらこの沢に寄り添った道を通って
山頂を目指したとのことです。

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オレンジ色の朝日

しばらく歩くと山の間から
日の出がうっすらと見ることができました。

なるべく涼しい時間帯に進みたい、
ということでドンドコ進みます。

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最初の水場

沢の隣を進んでいましたが、
最初の水場です。
冷たい水で顔を洗います。
これぞ、
南アルプスの天然水ってことですよね~

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緑の木々の間を抜けます

そうそう。
鳳凰山森林限界がかなり高い位置のようです。
最後を除き、
ほとんど森の中を登って行く感じなので、
夏でも心地よかったです^^

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遠くに見える、南精進の滝

南精進の滝の看板はだいぶん下の方から
あったのですが、
ようやく見えてきました。

細い白い布のように見える、
繊細で涼やかな滝です。

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緑がいっぱい^^

すごく鮮やかな写真だったので^^;

こんな感じでドンドコ沢は水場の多いコースです。

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緑がいっぱい、その2

木漏れ日が緑を斑に照らしてきれいでした。

ところで、
ひさびさに長い山歩きということで、
足が。。
結構いっぱいいっぱいでした。
レーニングしないといけないですよね。

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白糸の滝

そして白糸の滝に到着です。
白糸というくらいですので繊細な滝を想像していましたが、
水量も多くて大きな滝でした。

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次に五色の滝

さらに大きな五色の滝。
水量も豊富で豪快な滝です。
日差しの角度によっては、
五色に輝くのでしょうね~
きれいな滝です。

この辺りで足が悲鳴をあげはじめました^^;
友だちに先を譲って後からついていくことにしました。

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急登の登りきると。。。

だだっ広い場所に出てくると、
その向こうに地蔵岳が見えてきました。
感動です~

しかし、まだまだ距離がありそうなので、
がんばらないといけないですね。

しばらく緩やかな登りの道を歩きます。

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鳳凰小屋に到着

心待ちいしていた鳳凰小屋に到着。
これで一息つけます^^

木陰の場所に荷物を下ろして、
冷たいジュースを購入。
半分飲んで、
飲みきれない分は空のペットボトルへ。

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リアル、南アルプスの天然水

わかりづらいですが、
水、
と書いてあります。
小屋の人に聞いたら水は自由に汲んでいいよ、
と言われたので、ペットボトルに入れさせていただきました。

後で考えると、
ここで給水したのが結構大きかったです。
冷たくてすごくおいしい水なので、
おすすめです^^

しばらく休んで出発。
小屋の人が「あと1時間だよ~」
と声をかけてくれました。
うれしい~

しばらく木々の間の急登を上って行き。。

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賽の河原に到着

森林限界をようやく越え、
賽の河原と呼ばれるらしい、
砂場に到着です。

滑らないようにゆっくり登ります。

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周りの風景も見えてきました

左手方向に立派な山容が。
こちらがどうやら観音岳
なんでしょうね。
説明がなくてもなんとなくわかりました。

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うわさの地蔵岳オベリスク

そんな感じで地蔵岳に到着。
足がほとんどつってしまって、
よちよちしながらですが、
到着^^;
昔の西穂高ばりのダメっぷりでしたが、
ここまで来れて幸せです。

なんでも、
子宝が欲しい人はこちらの地蔵様を持って帰り、
子供ができたら新しい地蔵様を奉納するらしいです。
大きな地蔵も多く、
子供ができたときの皆さんの喜びの大きさを感じました。

到着は11時前でしたが、
少し早めにランチを食べました。

このまま降りるかどうするか。。
友だちと相談して、
観音岳の途中までまずは行ってみようということになりました。

足が本当にピクピクきてて、
かなり怪しかったので、
ゆっくり進みます。

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北岳

右手に南アルプスの山々が見えます。
中央が北岳、その左に間ノ岳農鳥岳が見えます。
大迫力です。

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振り返ると。。

地蔵岳はこのような感じ。
まさに岩山ですね。

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こちらに進みます

そして目的の観音岳
足は完全にいっぱいいっぱいなのですが、
体力はぜんぜん大丈夫だったりします。

塩飴、スポーツジュースでだましだまし
進みます。
が、だめだったら観音岳手前の鞍部にて、
鳳凰小屋への道があるようなので引き返そう、
そんな気持ちで進みます。

<続きます>