笈ヶ岳を目指したものの。。

2014.5.3

GWも中日になったこの日、
1つくらいは山に登りたいということで、
岐阜、石川、富山の3県にまたがる笈ヶ岳を目指して出発です。

5.2の夜10:00に出発しましたが、
高速の平日深夜割引はもうないんですよね。
これは痛い^^;

白鳥から降りて白山自然保護センターを目指します。
着いたのはAM2時でしょうか。
既に10台くらいの車が停まっていて、
車中泊の様子。

しかし、
重大なミスが!

寝袋忘れてきてしまいました。
さすがにとんでもない寒さで寝ることができず、
ほぼ徹夜っぽい雰囲気でAM5:00を迎え、
出発しました。

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登山口です

早いグループは3時くらいには出発したんでしょうね。
まだ残っているという人も少ない感じでした。

登山口からまずは野猿公園を目指します。

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最初のトンネル

山の向こう側に周るため、
トンネルを通過します。
まだ薄暗い中、
ポッカリ口を開けるトンネル。
なかなかですよね。

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真新しい橋がかかっています

トンネルをくぐると、少し下り坂になっています。
途中、
2本の新しい橋がかかっていました。

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2つ目のトンネル

トンネルというか、
屋根付きの通路というか。
少し長めのトンネルをくぐって行きます。

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ヤマブキ

トンネルを通過すると、
ヤマブキあり、
散り始めた桜あり。
自然を少し楽しむことができます。

そんなこんなで野猿公園に到着。
先発部隊はちょうど川を渡り終えたところみたいで、
ちょうど坂にはりついているところが見えました。

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川を渡ります

渡るところがポイントですが、
少し下に降りて渡りました。

ここは比較的浅く、
幅も狭いのでお勧めです。

ここからは急登ゾーンが続きます。

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こんな感じです

ロープがあるので、
親切なのですが、
なかなかの急登です。

そういえば、
まともな山に登るのは昨年の錫杖岳以来なのですよね。。。

体力が続くか、
かなり不安になりつつどんどん進みます。

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岩を登ります

序盤はこんな感じの
岩を登る場面が多いです。

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先を行く人発見

上に大きな岩が見えるこの場所。
先を行く3人組みさんが上っているところでした。

人がいると安心ですよね。

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藪が出てきました

そんな急登ゾーンを抜けると
藪が出てきます。

藪漕ぎ名人の友達がいまかいまかと
出番を待っていますが、
踏み跡がかなりしっかりしていますので、
枝は太いですが、
まだまだ楽な方でした。

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中央が冬瓜山(カモウリヤマ)

最悪、
体力がない場合には冬瓜山まではいきたいと思っていましたが、
やっと見えてきました。

いつもなら見えてくるとあっというまに到着、
という雰囲気なのですが、
この日はここから長かったです~

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雪路に入ってきました

春山の醍醐味、
残雪の上を歩きます。
ほどよく融けていますので、
アイゼンなしでも歩くことができました。

踏み跡もしっかりわかりましたので、
安心です。

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またまた藪です

冬瓜山に向けて、
手前で藪登場です。

新手の3人組さんがいましたので、
いっしょに登ることにしました。

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崖っぽいところを登ります

実は自分の足も限界でした。
つっちゃって。。
この上が冬瓜山なんですよね~
どうするか。。。。

うーん。

と悩んでいたら回復してきましたので、
自分も行ってみることにしました。

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ナイフエッジ

両側に切り立った岩、
ナイフエッジを通過します。
この写真は通過した後です。

後続部隊が到着したところでパチっと1枚撮りました。

この向こうにV字型の割れ目の岩を飛び移る場所
があります。
これはなかなかの難所。

できればチェーンなどあったらうれしいのですが、
そんなこと言ってちゃだめですよね^^;

なにせ自分、
高所恐怖症なもので。。

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笈ヶ岳が見えてきました

写真真ん中の尖がったところが
そうらしいです。

冬瓜山頂上でパンを1つ食べて休憩、
次のシリタカ山を目指して出発です。

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前方がシリタカ山

シリタカ山、
もののけ姫に出てきた、
アシタカに名前が似てますよね。

友だちからは似てないとか言われながら
進みます。

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山頂に近づいてきました

山の上にはしっかり残雪が残っていました。
これでも例年に比べて少ないとか。
踏み跡に沿って進みます。

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正面が笈ヶ岳

だいぶん笈ヶ岳(オイズルガタケ)も近づいてきました。
けれど自分はここから下った場所で
ギブアップ。

つった足も限界でしたので、
元来た道を帰れる体力がなくらなないうちにということで。

帰りは元来た道を戻りました。
友だちは笈ヶ岳に行ったあと下をトラバース
して戻ったとか。

そのルートがわからないからということでここで引き返したのですが。。。
うーん。
なかなか難しいですね。

冬瓜山の岩の割れ目を飛び移るところ、
帰りはそうとう怖かったです。

帰り道は雨が降り、
霧が出てきてそれはそれで大変でした。

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こんな感じです

途中、
遭難しかけていた人を助けつつ、
戻りました。
きっと、この人助けるために途中で引き返させたんでしょううね。

体力上の問題があったとはいえ、
楽しい山あるきでした。

次の山の前になんとか体力を身につけないといけないですね。

最後に歩いたルートです。

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出発地点はかなり左側の方です

白山自然保護センターで休憩していたのですが、
センターの人はとっても親切でした。

ペレットのストーブがあるのですが、
こちらで温まってくださいと言われて前に椅子を用意してもらえて。
大感謝です。

おかげで雨でぬれてしまった服その他を
乾かすことができました。

笈ヶ岳まで行けませんでしたが、
楽しい山あるきでした^^