金生山、夜景、姫蛍

2014.6.14

少し時間がたってしまいましたが、
土曜に岐阜県大垣市の100mくらいの金生山に行ってきましたのでご紹介です。

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きれいな夜景が一望

到着は10:30。
すでに多くの車が駐車場に停まっています。
急な坂を10分くらい、きれいな夜景を横に見ながら登ります。

しかし、お目当ては夜景じゃないんです。

この日は年に2回だけの金生山明輪寺境内にて姫蛍を
鑑賞することができる、貴重な日なのです。

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お寺の境内はすでに人でいっぱい

この姫蛍、
夜の12時以降に光はじめるらしいのです。
それまでは、境内にてコンサートや姫蛍の説明があるので、
聞きながら時間を待ちます。

当選した50名の方は写真も撮れるとか。
自分は申し込んでいないのですが、
写真の撮影勉強会は出てもいいということで、
参加してきました。

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コンサートがはじまったところです

この姫蛍、山頂に生息していますので、
川などはありません。

陸蛍です。
自分も知らなかったのですが、
世界の蛍のメジャーどころは陸の蛍らしいです。
500種類くらいある蛍の中で、
幼虫が水の中ですごすのはほんの数種だけらしいです。

どうやら日本の蛍は世界的にはレアのようです。

また、この姫蛍はほんとうに貴重だということで、
いっさいの自然ではない環境の持ち込みは禁止です。
真っ暗な中で蛍を鑑賞することになります。
タバコはもちろん、携帯、カメラの液晶の光も禁止。

貴重な蛍、自然を守っていこうという真摯な気持ちが伝わってきました。
これからもずっと自然を守ろうという姿勢は本当に気持ちいいです。

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灯篭

さて、説明会も終わり、
蛍鑑賞の時間がやってきました。

真っ暗な道にろうそくが立てられていて、
そこを目印に進みます。

しばらく行くと、
真っ暗ですが、
人がいっぱいいることがわかります。

フラッシュのように1秒間に2回点滅する光、
これが姫蛍の雄らしいです。
地上でじっとした光が雌とか。

雄は雌を探して飛び続けるらしいです。
雄と雌が意気投合すれば光がシンクロするとか。

ロマンチックですね。

川辺で見る蛍より、
少し小さいかもしれませんが、
とても神秘的で美しい風景でした。

さて、
お寺を出て頂上の駐車場に来たのですが、
そこにも蛍がいました。
ここはお寺の外でカメラOKですので、
少し撮影してみました。

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1秒間の撮影、2つ連なった光が蛍のものです

こんな感じで手持ち撮影してみました。

このような写真をコンポジットするととってもきれいな写真になるようです。
興味のある人は、
ネットで姫蛍で検索して写真を見てください。
きっと、感動しますよ~^^

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帰りの夜景

そんな感じで帰りの下り坂を進みます。
貴重な蛍を見れた感動でいっぱいです。
本当にこのすてきな自然が未来までずっと守られていって欲しいと思います。

それに。。
今回は勉強会だけでしたが、
撮影会にも参加できたらうれしいです^^
来年は抽選に申し込んでみようと思います。