お気楽天体撮影:Olympus E-M10 mark IIで天の川(撮影:徳山ダム、2020.8.15)

全然梅雨明けのニュースを聞かないなぁ~

なんて思っていた日々がすっかり過去になってしまいました。

連日の猛暑日で、昼から夕立というケースも多く、

やっぱり夜は曇りが多かったのですが、

ようやく晴れでチャンスが廻って来ました。

月も早めに出て来るというので、

星撮り仲間と出発しました。

 

今回はいい場所がありそうということで、

徳山ダムを目指します。

以前徳山ダムではブユに刺されてすさまじいかゆみに襲われたので、

ブユ対策の虫よけに、長そで、長ズボンで固めます。

そうそう。

やっぱりE-M10 mark IIを買ってしまいました。

最新のモデルを買う勇気はなかったのですが、

ひょっとしたらOlympus機であれば、

ソニーセンサーっぽいし、長時間ノイズも少なめなのでは?

という妄想が膨らみまくり、どうしても自分を止められませんでした。

さて、

現地について北の空を見ると、

輝いてますよ、

北極星

先にお仲間のグループも来ていて撮影を開始しているようでした。

今回の機材は、

 ・Olympus E-M10 mark II

 ・LUMIX 12-35 F2.8

 ・LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm

です。

望遠レンズも先月辺りに買ってみて、

通常用途ではとても気持ちのいい写りでした。

ただ暗いレンズなので、どこまで戦えるか。。

今日は試運転といったところです。

現地でAZ-GTIを設置。

久々だったのですが、おそらく10分かからず終了。

撮影開始します。

この手軽さがいいですね。

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木星でピント合わせ

GX7MK2ではちょっぴり手こずったピント合わせです。

E-M10MK2は12倍まで行けるので、楽になるのではと期待していましたが。。

だいぶんいいのですが、

木星だよりにはなります。

キチンと調べていけばよかったのかもしれませんが、

マニュアルフォーカスのピントリングで調整しているときだけ12倍で、

その他は1倍になっちゃうような。。

どうやったら固定できるのだろう。。

「ライブビューブースト2」はいいです。

構図がはっきりわかります。

しかし、ピント合わせ時は「1」にしないと、

ちょうモッサリなので注意です。

さて、雲も取れてきましたので南の天の川の撮影に入ります。

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12mm(35mm換算24mm)での天の川

ライブタイムを利用して、

開始と終了でシャッターを切ります。

上の写真はISO 800で120sec。

ISO 1600だと盛大に長時間ノイズが出ていたのですが、

800であれば120secまで行けそうです。

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35mm(35mm換算70mm)F2.8で撮影

約160secでの撮影。

軽量の機材であれば、AZ-GTIもピタっと星を止めてくれますよ。

いい感じです。

E-M10MK2、赤もそこそこ表現してくれるようです。

赤の出方はGX7MK2の方が強かったかな?

感覚的な話ですが。

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アンドロメダ(35mm換算70mm)

カシオペア座もだいぶん上がってきましたので、

アンドロメダも撮ってみます。

70mmだとこんな感じですね。

望遠レンズでトライもしたのですが、

ダメでした。

マイクロフォーサーズの場合には、

望遠も明るいレンズじゃないと厳しい感じです。

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やや流れてますが、北アメリカ星雲

軽量機材でそろえると、

準備も楽で、

スナップ的に天の川や天体を撮影できることがいいです。

F1.7、F1.8の安いレンズも多いので、

美しい天の川を撮りたいのであれば

単焦点がいいんでしょうね。

悩みます。

前回、今回の試し撮り的な撮影で、

マイクロフォーサーズでもそこそこきれいに

天の川は撮影できちゃうことがわかりました。

来週は月も出てこない感じなので、

晴れたらまた行ってみたいなと思っています。