前回8合目の続きです。
ちょっとここで反省。
8合目から山小屋までのコースは、8合目のカンバンに書いてありますが、冬専用のコースです。
つまり、急坂が待ってます。
自分は9合目で四本爪アイゼンを付けましたが、ここ(8合目)で付けた方がいいです。
なにせ、
こちらの方が平らで付けやすいです。
坂はカメラをしまって登りましたので、あまり写真がないですが、1枚だけ
かなりのもんです
坂は急ですが、たとえ滑ってもよっぽどのことがなければ怪我することはないと思います。
何せ、当日はふかふかの雪でしたから。
足滑らせまくりながら、登ります。
いつもの倍疲れます~^^;
坂の終わりが見えてきました
そんなこんなで8合目~9合目間の難所を登り切りました。
ここまでは木々に囲まれ、周りの様子はわかりませんでしたが、
ここの眺望はいいです!
おぉ
天気はいまいちかもしれませんが、
ようやく登ってきたぁって感じになってきました。
木々
先の方をパチリ。
この日も一眼持っていきましたが、
コンデジにすべきでした。
なんどもレンズに雪は付いてしまうは、
取り出し片づけが大変だはでポケットに入れることができた方が便利かもしれませんね。
雪が舞います
ときおり強い風が吹くと、粉雪が舞いあがります。
ちょっと幻想的な光景ですね。
そんなこんなで
9合目です
先ほど書きましたように、ここでアイゼンを付けました。
前日買ってきたアイゼンもようやく活躍の場がきそうです。
いい感じです
少しだけなだらかな道ですが、すぐに坂が待ってます。
ここが最後の難関です。
雪道がつるつるです。
なんでかなぁ?と思っていましたら、
皆さん上から降りるときは、すべり台よろしく滑ってきます。
「これかぁぁ!!」
と納得しつつ登ります。
ちなみに自分の格好はというと、ジャケットは山用のものですが、パンツはユニクロで買った暴風対応のもの。
防水はおろか、撥水でもないので、そんなマネはできそうもありません^^;
失敗しました。
ようやく終わりに近づいてきました
アイゼン、役に立ちました。
坂に平行に爪を立てて登ります。
前爪があるタイプの方が便利だと思いますが、
それでも大活躍でした。
展望が開けてます
あとは山小屋まではなだらかな道です。
どんどん進みます。
山小屋に到着
向こう側に黄色のドアが見えますが、ここで休めます。
時間もせまってきたので、ごはんはおあずけで、天狗岩方面に向かいます。
なだらかな平面です
足跡は、スノーシュー、もしくはカンジキによるものです。
不安ですが、進んでみます。
とりあえず、向こうに見える、稜線までは行ってみたいなと。
目的としていた地点まできました
時間もPM3:30、さらに膝までずっぽり雪に埋まってしまいます。
これ以上雪が深くなると限界なので、
余力がある内に引き返すことにしました。
途中おじさんとすれ違ったので、様子を聞いておけばよかったと後悔です。
遠くに山小屋が
山小屋わかりますか?
真ん中の辺りです。
人影は、唯一すれ違ったおじさんです。
カンジキを履いて、快適に歩いてました。
自分とは大違いです^^;
森林限界なんでしょうね。
低木が生えてます、
それに氷がくっついていて、とても不思議できれいです。
これが世に言う樹氷ってやつでしょうか。
いいもの見ました。
先ほどの山小屋に戻って、
途中で買ったハムカツパンとシリアルを食べて休憩。
すぐに下山しました。
帰りは少し夕方に入っていたので、さすがに寒くなってきましたが、スムーズに降りることができました。
マイアシ
裾の部分、雪が付いているように見えますが、実は凍ってます。
カチカチです。
はらっても落ちないので何かなぁって思ったらしわしわの形で凍っていてびっくりしました。
途中で山男さんから、「やっぱりスパッツはいるだろ」と注意されちゃいました。
すべり台
表山道には、何箇所かすべり台が作ってありました。
ただ、自分は先ほどの通りで、普通のルートで降ります。
滑ってみたかったぁ。
休息所です
表山道の出発地点にある休息所です。
こちらには駐車場もありますので、本来はここから出発した方がより安全ですね。
アイゼンです
活躍したKATAのカメラリュックとアイゼンです。
小さなものですが、あると便利です。
カメラリュックは内容量がかなり少なめ。
でもデザインは気に行ってます^^
とりあえず、無事でよかったです。