滝頭山から衣笠山、ときどき金環日食

こんにちは。
今日は日食でしたね~
ところで、今日お休みをいただきました。
21日は日食観察するから休む・・・と冗談で話していたところ、
周りにいままでになくやさしくされて、
「月曜のXX、やっとくよ」とか「休んでいいよ」とか言われて、
うーんと悩みましたが、
言葉にあまえてお休みして渥美半島に行ってきました。


2012.5.21

夜間移動して、1時くらいに到着。
道の駅 田原めっくんはうすにて車中泊です。
意外と車が停まっていました。
よくよく考えてみれば、伊良湖岬から日食を見るってのが一番ポピュラーそうですよね。

朝起きて滝頭公園まで車で移動。
出発です。

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車からの出発は6:11でした~

朝起きたときは、なんと快晴!
幸先いいじゃないですか。
車を公園に駐車して、出発です。
6:11でしたが、もう周りは明るかったです。

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滝頭不動を目指します

なぜこの山にしたかというと。。。
滝を竜と見間違えていて、
竜(龍)の付く山での観察もいいのではと決めてしまいました。
結果は単なる思い込み。
思い込みって怖いですね^^;

滝頭不動様に本日の無事と日食観察の成功をお祈りします。

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向こうに見えるは二の滝

不動様を過ぎると薄暗い山道を進みます。
15分くらい急登です。
意外と道、わかりにくいです。
直進するつもりが、
ザンゲ岩、仙人腰掛コースに進んでしまいました。

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ザンゲ岩より

まさに朝の風景ですね。
ツツジの群生地の細い道を抜けます。
朝一で歩いているためか、
クモの巣の直撃が何度か。
めげずに進みます。

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岩登りコース?

岩登りコースがあります。
これは入り口の地図に書いてなかったな~
と思いつつ、一般コースをまずは進みます。

この岩コースが「恐竜ノ背」らしいのでひきかえして通ってみました。

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こんな感じです

そんなに危険な雰囲気はしないです。
しかし。。。
余裕ですごしていると時間が。。
そんなわけで歩みを進めます。

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滝頭山にまずは到着

実は間違えて行きすぎてしまったため、
ちょっと時間をロス。
ここで6:40くらい。
当初はここから観察もいいかと思っていましたが、
眺望から太陽が見えません^^;
やっぱり衣笠山を目指します。

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尾根道が長いです

しばらく平坦な尾根道が続きます。
下から見たとき、滝頭山と衣笠山がかなり離れている気がしたんですよね。
そんなわけで、
ちょっぴりダッシュも加えながら進みます。

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下り、先は仁崎峠

仁崎峠はもっと山道かと思っていましたが、
アスファルトの自動車も通れる道でした。
ここから先ほどの滝頭公園に戻る案も考えましたが、
やっぱり山頂までいけるところまで行こうって考えて出発。
あと20分くらいで天体ショーがはじまっちゃいそうな雰囲気です。

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峠からの登り

時間がないので、
自分なりにかなり急いで登ります。
標準時間だと35分くらいかかりそうですが、
がんばれば20分くらいで行けるんじゃないかと。
そう信じて進みます。

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登りきるとその先に。。

階段を登りきると、
やっぱりその先がありました。
正面が衣笠山
まだ距離がありそうです。。

ここから、なぜか山の中にジョギングコースなるもの発見。
先ほどと同様の平坦な道が続きます。
というわけで、
自分も軽くジョギングしながら進みます。

途中ジョギングコースからわかれて垂直に衣笠山を登るコースと書かれた看板があったので、
そちらを一心不乱に登ります。
ゆっくり登ればたいしたことがないのかもしれませんが、
かなりきつかったです。

少し先に人の声が聞こえます。
どうやら先客がいるようです!!

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はじまってました~

仲間がいるということで、
ちょっとほっとしました。
なんたって、
周りはかなり暗く、冬の5時って感じです。

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豊橋方面

まさにこんな、夕暮れどきのような、
不思議な光景につつまれています。
ウグイスも先ほどまで鳴いていましたが、
すっかり静まり返っています。

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撮影は失敗x_x

にわかに発生した厚い雲を金環日食の光が通ることができません。
先客のみなさんが、こちらがそう(金環)だということを話されていたので、
自分もそのように信じることにしました^^;

しかし、1/4しか見えてない疑惑の写真になってしまった。。

ところで、先ほどの写真もそうですが、
太陽撮影用のフィルターいらず。
準備が無駄になってしまった。。

とりあえず、
帰りの無事をお祈りします。

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太平洋方面

太平洋方向を見ると、
海の方は雲がないようにも見えます。
やっぱり太平洋側で観察していればよかったのかな?
写真ではわかりにくいですが、
光のカーテンもきれいだったので、
これはこれでいいかもです。

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伊勢湾方向

トヨタの田原工場でしょうか。
ちょうど一望できました。
まさに写真のような明るさで、
本当に不思議です。
先ほどまでは晴天につつまれていたんでしょうけど。
うーん、残念。

人がいたのでそんなに心細くなりませんでしたが、
一人ぼっちだったらかなり心配になったかもしれませんね。
本当に何か起りそうな、
そんな感じの空ですから。

結論は。。
普通に家で楽しむのが一番ですね^^;
そう思いました。