涸沢カールまでの続きです。
2012.10.8-10.9のコースはこんな感じです。
歩いたコース
途中で途切れてしまっているのは、
携帯のバッテリーが切れちゃったからです^^;
いつもの尺度では入りきらず、大きな地図
涸沢小屋でおでんを食べてまったりした後、
いよいよ北穂高を目指して出発しました。
出発直後(11:23)
序盤は岩の階段が続きます。
階段って案外疲れるんですよね。
しっかり踏みしめながら登って行きます。
一気に高度が上がります
テント、涸沢ヒュッテがあっという間に小さくなっていきます。
これまでは緩やかな坂でしたが、ここからは急登。
ようやく登ってるな~
なんて気分になってきます。
色づくナナカマド
序盤はちょうど紅葉が見ごろなゾーンのようで、
色鮮やかな紅葉、黄葉を楽しむことができました。
岩を登って行きます
両日とも、ご夫婦で登っている人が多かったです。
登りきったところで待っていただいて、
「どーぞー」
と道を譲っていただけるのですが、
こっちもくたくた^^;
微妙ですよね。
岩だらけ
中腹にくると岩が多くなってきます。
写真の通り、大きな岩がごろごろ。
両手を使ったりしながら登ります。
最初の鎖場
ほぼ垂直に登る鎖場です。
足をかける場所がしっかりしていますので、
ゆっくり登れば大丈夫です。
しかし。。
このハシゴまでの間がちょっとキケン!
左側は絶壁の割にやや左に傾いた岩場。
前日雪が降ったとのことでしたが、
雪や氷があったら絶対進むことはできません、
というより行きたくないですね。
この日はゆっくり右の岩場に手をかけながら進めばOKでした。
上が見えてきたかな
また岩がが広がります。
浮石は少ないので、
ゆっくり進めば安全です。
かなり疲れてきました。
2回目の鎖場より(13:21)
北穂まで2時間くらいかな~と友達と話していたのですが、
ここで2時間経過。
思いの他手ごわいです。
これがうわさの危険ゾーンですね。
雲が出てきておどろおどろしい雰囲気になってきたこともありますが、
かなりの細く険しそうな道です。
ここで友達を待っていて、
明日どうするかをちょっぴり相談。
「やっぱ、涸沢に戻るか~」
なんてことを話あって、出発です。
この上が山頂です!
そんなこんなでようやく北穂山頂が見えてきました。
人がわかりますか?
ちっちゃいですよね~
見た目より安全なので、
ゆっくり登れば大丈夫ですよ。
西日が射しこむ涸沢
涸沢ヒュッテがかろうじて見えます。
西日が入り、黄金色に輝く峡谷。
今紅葉を撮ればとってもきれいなんでしょうね。
そして。
到着!(14:04)、しかし。。
槍ヶ岳方向には完全に雲が出ていて、
まったく見えず。
ホワイトアウト状態です。
しかし、山頂のすぐ隣に北穂岳小屋があって助かりました。
3100mくらいに建っているんですね。
かなり高いところにあります。
事前に予約しておいたので、
チェックインします。
外国からの観光客もいらっしゃってます。
夕方頃
夜空撮れるかな~
と夕方頃にチェックするために外に出てきましたが、
雲海が広がっていました。
夜空はともかく、
夜景は厳しそうですね。
小屋では1人1枚の布団で眠れることに。
一番のピークをはずしたかいがありました。
前日までは1枚の布団に2人で寝ていたとか。
うーん。
夜の山ごはん
豚肉の生姜焼きがメインディッシュ。
ごはん、みそしるはおかわりし放題です。
おいしかった~
この高さでごはんをおいしく炊くって、難しいんですよね。
隣のテーブルの外国からのお客さんが、
「コニチワ、サケー」
と談笑していました。
地図を開いて友達と明日のA、Bプランを考えて寝ることに。
酸素が少ないので、
ちょっと頭痛が。。
3000m以上で寝るってすごいですよね。
【涸沢岳~奥穂岳に続く予定です】