釈迦ヶ岳(三重県三重郡菰野町)、本当にお釈迦様が横になってました

こんにちは。

猫が岳の続き、本丸の釈迦ヶ岳を紹介します。
釈迦ヶ岳は、鈴鹿セブンマウンテンの1つ、是非登ってみたい山でした。
名古屋からの距離も案外近く、1時間半くらいで到着。
こちらを目指す方は、『朝明(あさけ)ヒュッテ』、もしくは『三重県民の森』をナビに設定するといいと思います。

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朝明ヒュッテの駐車場です

朝明ヒュッテに到着し、有料駐車場に停めます。
駐車場のおじさんに山の様子を聞くと、昨日雪が降ったとか。
地図と注意事項をもらって出発です。

この注意事項ですが、人が3人遭難してますとの記述が。
ちょっと怖い。
熊はいない鈴鹿の山ですが、やっぱり油断してはいけないようです。

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木の向こうが釈迦ヶ岳への道です

おじさんに、あっちだよと聞いたところから出発。
慣れていない人(つまり私のような人^^;)は、おじさんにいろいろ聞くといいと思います。

※出発時は天気よかったんです

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赤いコーンがおいてあります

どんどん歩いて、キャンプ場を越えると、おじさんに聞いたように赤いコーンがありました。
向こうへいくと釈迦ヶ岳です。

そして第一の難関が。

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川を渡ります

これ気がつかなかったです^^;
赤いコーンすぎて、すぐにあります。

自分は、ずっとまっすぐすすんで、危うくまったく関係ない崖っぽいところをよじ登るところでした。
いままでの失敗から、いつものカラーテープもないし、おかしいと気づいて引き返して正解でした。

おじさんも、そんなことを言っていたような。。。うーん。

気を取り直してどんどん進みます。

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石畳の上を進みます

三重の山は石がおおいです。
落ち葉の絨毯の上をどんどん進みます。

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遠くに滝が!!

見たとき、幻想的でとってもきれいでした。
これだけでも見に来たらとてもいいんじゃないでしょうか。
ここ見つけた時、エンゼルフォールという言葉が頭をよぎりました。

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しばらく歩くと到着です

この滝ですが、少し崖をロープを使って下るとすぐ近くまで行けます。
こんな高い位置に、こんな立派な滝があるなんて感動です^^

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岩場です

しばらく滝のところに滞在して、出発です。
ここから岩場が多くなります。
ロープも多めにはってありますので、注意して進んでください。

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もう一つ滝があります

先ほどの滝が『庵座の滝』、こちらは『三段の滝』という名前のようです。

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崖っぽい道が。。。

滝のすぐ左に石ロードが上に続きます。
下はまだなだらかですが、上の方はかなり急です。
しかし、足場がしっかりしていますので、注意しながらアスレチック感覚で登ってください。

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中尾根コースに進みました

中尾根コースというのがあると知らず、上の景色を見たい程度で行ってしまいました。
後悔先に立たずとはこのことです。

次くることがあれば、まっすぐそのまま釈迦ヶ岳に進みたいですね。

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尾根に到着

雪が残っている岩場を登ると尾根に到着です。
ここからノーロープ岩場ゾーンに突入です。

私もかなりの高所恐怖症なので、足がすくみます。
たぶん、坂を落ちても死んだりしないですが、ここでもかなりのものです。

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さっきのところを途中まで来ました

足の踏み場がまったくわかりません。
なんとなく、毛皮の上を歩いているような感じです。

大自然の脅威です。

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岩場の横を歩きます

ここからかなり足場がせまく、心細くなってきます。
でも、後ろか前からか、人の声が聞こえます。

少し前にご夫婦がいらっしゃいました。
道を譲っていただき、どんどん進みます。

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冬の木々

岩場から木が生えています。
すごい生命力です。

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岩の坂道です

手も使いながら、上がっていきます。
当然?、ロープがないです。
でも、ここは万が一落ちても木につかまれば大丈夫そうです。

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青空が!

下ばっかり見てますが、たまには空を見ます。
この時点では、まだ天気よかったんですね。

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手前の山を越えます

岩場、というか崖の淵を歩きます。
岩場を吹き抜ける風が強いです。
ゆっくり進みます。

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小さな山を越えると。。。

本格的な崖です!!
高所恐怖症(しつこい^^;)の私にはきつい。
でも、先ほど抜いたご夫婦の声が聞こえてくるので、
思い切って崖の淵を登っていきます。
それなりに急です。
鎌ヶ岳と違うのは、左が崖です^^;

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もう少しです

上の方に進むと、岩場から右に曲がる道があります。
そこからは普通?の急な坂道です。
岩場の恐怖から離れて一気に登ります。

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山頂です

ようやく到着。
雪が残ってます。

景色は。。。

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残念な感じ

目視するときれいですが、写真では難しかったです。
完全に曇り空。
かつ、強風。
でも満足。

次に三角点に向かいます。

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雪道です

山の陰は雪が残ってます。
すべらないように気をつけながら進みます。
10分くらい歩くと三角点があります。
ここまで来たら、せっかくなので行ってみてください^^

ハト峰を進み、猫谷を通って帰ります。

さて、名前の由来です。

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ハト峰より

事前に、釈迦ヶ岳はお釈迦様が横になっているようだということで、この名がついたと聞きました。
ハト峰から釈迦ヶ岳を見ると、なるほどと気が付きました。
写真の左から頭、肩、腰、まさにお釈迦様が横になっているように見えます。

気付いた自分に感動しました^^;

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1本だけ紅葉が

下の公園に、1本だけモミジがありました。
周りが冬の木ばかりなので、けなげでもあり、きれいでもありました。

ちょっと、スリルがある山登りをしたい人にはちょうどいいかもしれませんね。
名古屋から近いですし、とってもいい山でした^^