野伏ヶ岳(2011.4.17) - 春山登山満喫できました

こんにちは。
昨日、福井県岐阜県の県境にある、野伏ヶ岳に行ってきました。
今月は山にぜんぜん行かなかったので、初になります。

野伏ヶ岳は、1,674mとか。
1,000m付近の登山が多い自分にはちょっと不安です。

友達の車がスタッドレスということで、乗せて行ってもらいました。
深夜に出発。
こんな感じです。

岐阜出発(0:00)-岐阜県郡上郡白山仲居神社到着(2:00)-出発(6:40)-牧場跡到着(?(オイ!))-頂上到着(10:00くらいカナ)-神社到着(12:40)

よく見たら、ちょうど6時間ですね。

そんなわけで、真夜中に到着です。
すでに、駐車場にはいっぱい車が。
すごいです。

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闇夜と月

まず、車内泊です。
1年ぶりくらいに取り出した寝袋で、仮眠をとります。
しかし、ぜんぜん眠れません!!
寒いです。
とにかく。
寂しげに鳴くワンコの声を聞きながら、
ごろんごろん寝返りしてみたり。

友達も早起きしてしまったので、予定より少し早く出発です。

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神社の近くの橋の上から

朝の弱い日差しの中、遠くに山が見えます。
少しテンションが上がってきます。

橋を3つかな?
越えて山道に入ります。

間違えて、小川を渡りましたが、これは間違い。
気をつけてくださいね。

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鷹、鷲?

猛禽類っぽい鳥が頭上を通ります。
いつものトンビとは迫力が違います。

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少しずつ雪が出てきます。

出発地点には雪がほとんどないですが、
登っていくと少しずつ雪が増えてきます。
凍ってカチカチです。

本来の林道ではなく、ショートカットして進みます。

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ここもショートカットルート

スキーとスノボー背負っているカップルとすれ違いました。
すごい気合いです。

こはちょっと急で、久々登山者にはそこそこきついです。

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牧場跡に到着

ショートカットを多用したおかげで、
かなり早く牧場跡に到着。
天気も最高!
背景の山は野伏ヶ岳です。
左から回り込んで登っていきます。

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林道を進みます

牧場跡の木々の間にテントがあります。
ここで一泊している人もいるみたいですね。

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壁を登ります(これしか写真がなかった...)

尾根に向かって急斜面を登ります。
ヒップソリの跡が上からずーっと続いています。
でも、かなり急なんですよ。
つわものもいます。

こんな感じで、男2人で斜面を登ります。
最後のあとちょっとがかなり急で怖かったです。

ちなみに、かなり暑いので、自分はヒートテック重ね着バージョンで登ります。
(頂上までそのまま行きました)

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ダイレクト尾根

尾根に到着です。
尾根だから楽しく歩けるカナって思ってましたが、
そんなに甘くありません。

とにかく急です!
ずーっと歩きます。

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空が暗くなってきました

高いところにくると、空が薄暗くなり、色が白と黒になってくると聞きましたが、
実感です(そんなに高くないカモですが^^;)。
この空の色、見たままと同じでびっくり。

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そろそろ森林限界

こんなところでも木々があるのが驚きですが、
途中からはなくなります。

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最初のピーク

上に2人がいますね。
この2人、スキーもって登ってます!!!
つわものです。
こちらも男性2人の登山のようでした。

みたまま、
かなり急です。
が、滑ったらそのまま滑り下りればいいので危なくはないですが、
登る気力はなくなるでしょう^^;

ここからアイゼン装着です。


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頂上が見えました

人が結構いました。
左がクレーターですね。雪崩が起きそうになってます。

やっぱり、酸素が薄いのか、
すぐ疲れます。
あとちょっとなのでがんばります。

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御岳と乗鞍、、、でしょうか

やってきました頂上。
360°の眺望。
すごいです。

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頂上の場所に小さな旗?が

雪が積もっているので、本来の山より少し高くなってますね。
そういえば。
結構人がいました。

ちょっと早いですが、
おにぎりを食べました。
皆さんも食事中。
なんだか楽しかったです。

頂上で撮った写真の一部をご紹介

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薙刀山までの尾根

薙刀山まで行きたかったですが、
気力が...

というか、
足がつりました。
太ももがピクピクきます。


頂上は確か福井県側だったと思います。
日本海が遠くに見えます!
感動です。

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遠くに日本アルプスが見えます。

白と黒の世界です。

それに、天気がいいので、日焼けが。
すごいです。
何も日光対策してないものですから、
顔が真っ赤です。

足がアレでしたので休憩を長めにして下山します。
とにかく、天気が最高でしたので、よかったです。

東北の被災地の方へのメッセージを雪面に残してきました。

さっきのスキー持ってた人はおもむろに装着して出発していきました。

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かっこよかったです!

さすが、
つわものは違います。
あっというまにすべっていってしまいました。

帰り道でちょっと発見した風景をご紹介です。

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コブラ池と命名してみました

本当は池ですが、
氷がはって、さらに雪が積もっていて、川のように細長く割れ目が見えるみたいです。

この川っぽいところを横切ったりしました。

駐車場に到着。
帰りは関SAで飛騨牛牛めしを食べました。

ちなみに帰りの急坂は、アイゼンがあれば快適に降りて行けます。
あと、素人からのアドバイスになりますが、
やっぱり、この時期の登山はなるべく早い出発が吉です。
お昼くらいには雪がシャーベット状になります。

坂を登るときに足元が緩み、ちょっとつかれます。
ただ、滑ってもクッションとなって、安全性は高くなるかもしれませんが。

最後に。
久々に登山でしたが、無事でよかったです。
やっぱり、日本海が見えたときは感動でしたネ。