友達が金生山のヒメボタル撮影に応募してくれましたので、
行ってきました。
蛍というと川のイメージですが、
世界のほとんどの蛍は陸ボタルということらしいです。
山の麓の駐車場に駐車し、
夜20時から開催されるコンサートから参加します。
アルパコンサート
ヒメボタルは深夜にならないと光りはじめないということですので、
毎回コンサートで癒されてから蛍を見に行きます。
風が少しでてきて、
肌寒くなってきましたので、持ってきた長袖シャツをすべて着ます。
そして写真撮影勉強会がはじまり、
そちらに参加。
ヒメボタル撮影方法を学んでからスタートです。
基本的には光や音は一切禁止。
ヒメボタルは繊細なので、人工の光があると発光をやめてしまうことも
あるようです。
また、天然記念物なので、蛍中心の世界でカメラを向けることになります。
飛んでます
前回来たときには少しの先も見えないような真っ暗でしたが、
この日は満月ということもあって、
目が慣れればぼんやり周りが見えてきました。
少し待つと蛍もあちことからやってきているようで、
光はじめました。
ヒメボタルは1秒間に2回、フラッシュのように光ります。
目で見ると白銀の閃光のようですが、
カメラを通すと金色の光に写りました。
人間の目は信用できないですね^^;
K-3IIのインターバル撮影の機能を利用して、
以下のような感じで撮影開始です。
F2.8
シャッタースピード 15秒
ISO 3200-6400
最後の方までインターバルを22秒にしていたので、
7秒ほどロスがあったので悔やまれます。
場所を変えて。。
いたるところで光るヒメボタル。
上の写真は30枚くらいをコンポジットにて重ね合わせたものです。
木をよけるように
隙間なくヒメボタルは飛んでいるようです。
雌は羽根が退化していて飛べないらしく、
雄が飛んで求婚活動してます。
ヒメボタルの雄もがんばってるようです^^
少しだだっぴろい場所にて
3回場所を変えて撮影してみました。
20枚~60枚くらいでした。
気持ち的には1000枚くらい撮ってる気になっていましたが、
実際には250枚くらいでした。
月が出てきて少し明るくなってきたAM2:30くらいに友達と相談して
終了として帰りました。
石灯籠
帰り道には途中から目印が光っていたので、
迷うことなく帰ることができました。
年に2日とはいえ、
一般客を受け入れてくれた明聖輪寺さんには大感謝です。
きちっとルール、マナーを守って今後も
開催してもらえるように協力したいと思いました。
大垣の夜景
金生山からの夜景もとてもきれいでした。
来年参加できるかどうかはわかりませんが、
是非この伝統を守れるなら協力していきたいと思います(^^)